コロナ禍の影響で、日本においてもテレワーク制度が普及してきています。
私も今年社会人になったばかりなのですが、新人研修が終わってからは、ずっと在宅勤務をしています。
テレワークに慣れ始めてくると、自宅の作業環境を見直したくなりますよね?
私は今年入社して半年になるのですが、最近は作業効率を向上させるためにも、デュアルモニター環境にしたいと考えるようになりました。
そこで今回は、私が購入した【Dell S2721DS】のレビューをしていきたいと思います。
人気のモニターなので、購入するか迷っている人は参考にしてみてください。
商品概要
【Dell S2721DS】のスペックを簡単に説明しておきます。
- サイズ:27インチ
- IPSパネル
- 解像度:WQHD【QHD】
- スピーカー付き
- VESA規格対応
- ピボット機能【縦置き / 回転】
- 高さ・角度の調整機能
- HDMI×2 / ディスプレイポート / 音声出力
- 3年間の保証付き
解像度のWQHDとQHDは、名称が異なるだけで同一のものらしいです。
欲しい機能は一通り揃っているといった感じですね。
私はWQHDのピボット機能を備えているモニターが欲しかったので、この商品を選びました。
梱包
私は【amazon.co.jp】で購入したのですが、段ボールなどに梱包されることなく、画像の状態で運ばれてきました。
ちなみに、運送会社はヤマト運輸でした。
外箱を見た時の第一印象は、『めちゃくちゃデカイ!!』って感じでしたね。
箱を保存しておこうと思っている人は、かなりのスペースが必要だと思います。
内容物
- モニター
- モニタースタンド【土台】
- モニタースタンド【アーム】
- 電源ケーブル
- HDMIケーブル
- 説明書
- 注意事項
この商品は、HDMIケーブルが付属品として付いてきます。
他のモニターだと、ディスプレイポートが付属品として付いてくることがあるのですが、個人的にはHDMIの方が使い勝手が良いので好きです。
取扱説明書
【Dell】は有名なメーカーなので、世界中で商品を販売しています。
なので、どの国の人でも対応出来るように、取扱説明書はイラストを中心としたものとなっていました。
取扱説明書を読まなくても設置は可能ですが、モニターを回転【ピボット】する際は、高さを最大まで上昇させ、角度を調整してから行わないと、土台部分にぶつかってしまうようです。
モニタースタンド【土台】
モニタースタンドの土台部分は、こんな感じでした。
横幅は約24cmですね。
縦幅は約17cmでした。
質感に関しては、サラサラした手触りの中に、ややザラツキが混じっているといった印象です。
土台部分に関しては、完全に平らだと思っていたのですが、スマートフォンを乗せると徐々にずり落ちてきてしまうので、目で確認出来ない程度の傾斜があるようです。
土台部分に何か物を置こうと考えている人は、滑りやすいものは置けないかもしれません。
その点に注意してください。
土台の底面です。
土台とアームを合体する際には、ネジを回すように接合するのですが、ドライバーのような器具は必要ありません。
画像のようなネジ周りの金具を立てて、その部分を回転させることでネジが締まります。
モニタースタンド【アーム】
アーム部分はこのような感じでした。
質感に関しては、前述した土台部分と同様でした。
モニターにはめ込む形で取り付けるのですが、はめ込んだ際にカチッと音がするので、無事に取り付けることが出来たのか確認しやすいです。
また、アームの中間地点にケーブル類を通すことが出来る穴があるため、ごちゃごちゃした配線にならずに済みます。
モニター【裏面/接続端子】
上部の四角い穴にモニタースタンド【アーム】を差し込みます。
下部には、以下の接続端子があります。
- 電源ケーブル
- HDMI①
- HDMI②
- ディスプレイポート
- 音声出力
利用されることの多いHDMI端子が2つ付いているので、使い勝手が良いです。
注意が必要なのが、音声出力についてです。
イヤホンの端子を接続すると、イヤホンとスピーカーの両方から音が流れてしまいます。
他の人のレビューを見た感じでは、この端子はどうやらスピーカー用らしいです。
まぁ、そこまで困るような問題ではないのですが、購入する際は注意してください。
モニター【設置後】
参考程度ですが、画像の後ろ側に写っているのは、23.8インチのモニターです。
高さが違うので大きく見えていますが、実際は一回り大きい程度です。
最大高さ
最大高さだと、ケーブルを通す穴が見える程度の高さになります。
これほどの高さだと、少し使い勝手が悪そうな気がしますね。
最大高さにした場合の寸法も計測しておきましたので、参考にしてみてください。
- 机~画面最下部:15.5cm
- 台~画面最下部:14.5cm
このモニターはベゼルが薄いので、画面が普通よりも大きく見えますね。
デザインに関しても、シンプルで洗練されているような印象を受けました。
最低高さ
最低高さは、こんな感じでした。
正直なところ、私が想像していたよりも低くはなかったです。
最低高さにした場合の寸法も計測しておきましたので、参考にしてみてください。
- 机~画面最下部:4cm
- 台~画面最下部:3cm
私の場合は、最低高さから少し上昇させた位置で使用しています。
おそらく、多くの人は私と同じような高さで使うことになると思います。
縦置き【ピボット / 回転】
私がこのモニターを選んだ理由の一つに、縦置き【ピボット / 回転】が出来るという点があります。
しかも、このモニターは左右のどちらにも回転することが可能なのです!!
他のモニターだと、右か左かのどちらかにしか回転出来ないことが多く、配線の仕方なども考慮すると、意外と自由度は低かったりします。
しかしながら、このモニターは左右どちらにも回転可能なので、どのようなデスク環境においても自由に配置することが可能です。
モニターは長年使うことになりそうなので、仮に引っ越してデスク環境が大きく変化した場合でも、臨機応変に配置出来るということは、大きな強みだと思います。
ボタン配置
ボタンの種類は以下のようになっています。
- 電源ボタン
- 各種ボタン×4
各種ボタンと表現したのは、設定次第でボタンの役割が変化するためです。
正直なところ、文章だけで説明するのは難しいです。
まぁ、購入する前に理解していなくとも、特に困ることはないと思います。
このモニターの特徴として、ボタンの一つは、自分でショートカットを振り当てることが出来ます。
私の場合は、HDMIの切り替えボタンに割り当てています。
仕事用PCとプライベート用PCの切り替えがスムーズに出来るので、この機能は重宝しています。
使用感
モニターが届いた当初は、『少し大き過ぎたかな?』と思っていたのですが、2週間程使用していると、これぐらいのサイズ感で良かったと思うようになりました。
慣れというものは怖いですね。
元々使っていたモニターの解像度がFHDだったので、WQHDのモニターに変えてからは、作業スペースがかなり広く感じます。
クリエイティブな作業をする人には、特におすすめですね。
私の場合は、ブログ執筆や動画編集もやっているので、作業効率が上がるのを実感しました。
縦置きに関しては、27インチだと正直デカすぎる気がします。
24インチ程度のサイズが丁度良いかもしれません。
モニターまでの距離が遠ければ、27インチでも案外問題ないかもしれませんが。
また、私はNintendo Switchでゲームをするのですが、WQHDのモニターにゲーム画面を映すと、画面が引き伸ばされるせいか、少し画質が悪くなっています。
SwitchはFHD(1080p)が最大の解像度なので、この点は改善する方法が無いです。
綺麗な画面でプレイしたい人は、24インチのFHD画面に映し出すことをおすすめします。
私の場合はデュアルモニター環境なので、もう一つのモニターに映し出してプレイをしています。
PCゲームなどに関しては、24インチのFHDモニターよりも、このモニターの方が綺麗に映ります。
値段を考えると、十分すぎる性能をしていると思うので、コスパ最強モニターとしておすすめします。