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【新卒・大学生・社会人】一人暮らしの部屋探しはいつから始める?【注意点・コツ】

アイキャッチ ライフハック
この記事は約12分で読めます。

この記事は、過去に【はてなブログ】に掲載していた記事を移転したものです。
時系列が少し変かもしれませんが、気にしないでください。

新年も始まり、これから新生活に向けて部屋探しを始める人も多いのではないでしょうか?
かくいう私も昨年社会人になったばかりで、1年程前は自分の部屋探しをしていました。

一人暮らしをするのは人生初だったので、最初は家賃の相場や必要な条件等を全然知りませんでしたが、可能な限り良い物件を選びたかったので、部屋探しについてかなり勉強しました。
そのおかげで、最終的には私自身かなり満足のいく部屋に入居することが出来ました。

なので今回は、私が学んだ部屋探しのコツを解説していこうと思います。
これから一人暮らしを始めようとしている人は、ぜひ参考にしてみてください。

のんびり丸

YouTubeで動画投稿をしています。
WEBアプリの開発等も行っているので、良ければ見に来てください。

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事前知識

ハッカー

まず最初に頭に入れておいて欲しいのですが、不動産業界は基本的に腐り切っていると考えておいた方が良いです。
あらゆる方法を駆使して、情報弱者から金を騙し取ろうとしてきます。

搾取されないようにするには、支払うお金の相場や制度などを事前にしっかりと理解しておく必要があります。

用語解説

敷金

修繕

敷金というのは、所謂【担保】のことで、賃料の不払いや退去時の修繕などに充てられるお金のことです。
退去時に使わないお金が返ってくるシステムなのですが、適当に言いくるめられて修繕費として返ってこないこともあるので、期待しない方が良いかもしれません。

入居して間もない頃に、傷のある箇所の写真を撮って不動産会社に連絡をしておくことで、退去時のトラブルを回避しやすくなります。

礼金

ThankYou

礼金に関しては、到底理解することの出来ないゴミ制度です。
賃貸契約時に大家さんに払う【お礼】であるため、退去時に戻ってくることはありません。

普通に考えて、貸す側と借りる側は対等な立場であるべきだと思うのですが、何故このような制度が存在するのか理解に苦しみます。

最近では礼金がない物件も増えてきているようなので、礼金を払うのが嫌な人は、そういった物件を探してみて下さい。
実際に私は、礼金が必要ない物件を選びました。

仲介手数料

出会い

【SUUMO】や【HOMES】といった不動産会社に支払うお金です。
上限は1ヵ月+消費税で、基本的には上限額を請求してくることが多いようです。


大家さんに直接交渉すると仲介手数料は発生しないのですが、そこまで行動力がある人は珍しいと思います。
私も知識としてはありましたが、実際に行動することは出来ませんでした。

損害保険料

火災や漏水が発生した場合に備えて加入する必要があるお金です。
支払うお金の中では、比較的納得しやすいと思います。

ちなみに、【火災保険】という名称の場合でも、水漏れ等の損害に対して保険が適用されることがあります。
いざという時のためにも、頭の片隅に記憶しておいた方が良いですね。

家賃保証料

入居者の家賃を保証する会社に支払うお金のことです。
通常は家族等を連帯保証人にして賃貸契約を行いますが、最近では、連帯保証人の代わりに保証会社に加入する必要がある物件も多いです。

更新料

家

契約期間を更新する場合に支払うお金のことです。
関東圏では更新料を支払うことが一般的なようですが、その他の地域では、更新料がない場合の方が多いようです。

個人的には、何故支払わなければいけないのか理解出来ない制度なので、今すぐにでも撤廃すべきだと思っています。

鍵交換代

鍵

物件の鍵を交換するためのお金のことです。
物件を管理している側が支払うべきだと思いますが、何故かこちらが支払わなければいけない制度になっています。

新築の物件だと、鍵交換代を支払うといったことがないのでオススメです。

室内清掃費

掃除機

物件を掃除するためのお金のことです。
そもそも物件を引き渡す際に、綺麗にしておくことは当然のことではないのかと思うのですが...

高いお金を払っても、丁寧に掃除をしてくれないイメージがあるので、私は『清掃しなくて良い』と断って支払いませんでした。
初期費用を少しでも減らしたい人は、室内清掃を断ってみても良いかもしれません。

いつから物件探しを始めれば良い?

カレンダー

一人暮らしをしたことのない人は、いつ頃から物件探しを始めれば良いのか分からないと思います。
私は物件探しをする際に、不動産の方に直接質問をしたことがあるのですが、春から新生活を始めようとしている場合だと、以下のようなことに注意した方が良いとのことでした。

  • 例年1月~3月までが部屋探しの繁忙期
  • 早い方だと12月には部屋探しを開始している
  • 繁忙期に入ると、良い条件の物件からどんどん無くなっていく

つまり、物件は早い者勝ちなので、出来る限り早めに部屋探しを開始するべきだということです。
私の場合は、春から一人暮らしをするということが10月頃から分かっていたので、早い段階から部屋探しを始めることが出来ました。

私の経験から言っておくと、良さげな物件は本当に一瞬で無くなっていました。
『結構良い感じの物件だ!!』と思ってブックマークをしていても、数時間後や次の日などにサイトを訪れると、『この物件は掲載を終了しました』という表記が出てきます。

実際に契約をするかどうかは置いておいて、気になる物件がある場合は、すぐに不動産に確認してみても良いかもしれません。
物件探しは早めに手を打つことを心がけましょう!!

物件の選び方

物件の選び方を合計6つのステップに分けて紹介したいと思います。

①自分が家でどのように過ごすのかイメージする

計画

まず考えなければいけないことは、これから借りる部屋で、自分はどのように過ごすのかということですね。
自分が普段インドア派なのか、それともアウトドア派なのか。
仕事や授業はオンラインで出来るのかといったところですね。

例を挙げるとすると、残業の多い会社に勤めており、平日は夜遅くに家に帰ってきて、休日は外出する機会が多い人がいるとします。
そういった人が高い家賃を払ってまで良い家に住むのは、あまりコストパフォーマンスが良くないですよね。

逆に、リモートで仕事が出来て、休日も一日中家で過ごすような人の場合は、高い家賃を払ってでも、少し良い家に住むべきだと思います。

②立地を決める

日本地図

次に決めるのは、立地ですね。
最も優先順位の高い条件としては、通勤・通学距離でしょうか。

どの程度まで許容出来るのかは、個人差が大きいですが、片道1時間程度が一般的でしょう。
その他に重要なのは、目的地までの経路に電車の乗り継ぎがあるのかということと、人身事故等があった際に、別の交通手段があるのかということです。

また、近所に安いスーパーや普段利用している店舗等があるかどうかも重要ですね。
都市ガスの提供エリアも、支払うガス代に大きく関わってくる
ので確認しておきましょう。

その地域のハザードマップを確認して、洪水や地震などの災害が起こった場合に、どんな事態が想定されているのかも知っておく必要があります。
インターネットの口コミなどを調べて、治安についても調べておきましょう。

事故物件

事故物件に関しては、気にしない人であれば安く借りられるので、おすすめです。
私の場合は嫌だったので、避けるようにしていました。

ちなみに、事故物件の告知義務は約3年となっているので、契約時に必ず教えてくれるとは限りません。
事故物件かどうか調べたい場合は、【大島て】というサイトで確認することが出来ます。

③部屋の大きさや欲しい設備等を決める

ここからは、より具体的に部屋のイメージを膨らませていきましょう。

部屋の大きさ / 数

リビングルーム

個人的には、1Kで8帖くらいの大きさがあれば、一人暮らしには困らないと思います。
『一人暮らしだと6帖あれば十分』と聞くこともありますが、ミニマリストじゃない限り、6帖だと相当狭く感じるはずです。

その他には、部屋の形も重要ですね。
部屋探しをしていると、縦長の間取りの部屋が多いと感じたのですが、それだと大抵バルコニーへのアクセス手段が無くなってしまいがちなので、家具の配置などもイメージしながら決めると良いと思います。
ベランダの窓を塞ぐような配置で、ベッドなんか置きたくないですよね。

部屋探しをしていると、〇帖や〇畳といった風に、漢字の表記が違う物件があることに気が付くと思います。
実はこれに明確なルールなどはなく、和室の場合は【畳】 / 洋室の場合は【帖】の表記が使用されることが多いといった認識で良いようです。

階数

マンション

何階に住むかについてですが、私は2~5階くらいの中層に住むことをおすすめします。

というのも、1階は湿気が多くカビやすいですし、防犯性も悪いです。
また、虫も比較的出やすいので、ゴキブリ対策なども必要になってきます。
1階に住むメリットとしては、出入りが楽なことと、家賃が安いことでしょうか。

逆に6階以上になると、エレベーターの利用が必須になるので、最悪の場合でも階段を利用することが出来る2~5階がおすすめです。

角部屋

寝室

角部屋は建物の端にあるので、隣人と騒音トラブルになる確率を少しでも減らせるのが強みです。
ただ、外気と一番触れる部屋でもあるため、最上階や角部屋は遮熱性の面で少し劣ります。

また、平面図を確認してみると、柱の影響で真ん中の住戸よりも居住面積がやや小さい場合などがあります。
なので、角部屋が全ての面で優れているかというと、実はそうでもないということです。

キッチン

キッチンは自炊をするかどうかで重要度が異なってくるのですが、ある程度自炊をするつもりがあるのであれば、ふた口ガスコンロは必須だと思います。

その他には、調理スペース・シンク・収納棚の広さなども細かく確認すると良いかと思います。
魚焼きグリルなどは、個人的には必要ない設備だと思っています。

お風呂

お風呂は湯船に浸かるタイプなのか、シャワーだけで済ますタイプなのかによって重要度が違いますね。
湯船に浸かりたい人は、湯船の大きさも当然のことながら、自動湯はりや追い焚き機能の有無などをチェックすれば良いと思います。
お湯の出し方も物件によって違うようなので、そこにも注意が必要です。

その他には、浴室乾燥機能の有無なども確認しておいた方が良いですね。
浴室乾燥機があれば、梅雨の時期にも洗濯物に悩まなくなるので、超おすすめです。

平面図がある場合は、浴室の大きさも事前に知ることが出来ます。
どうしても気になる方は、不動産会社に尋ねてみましょう。

トイレ

トイレットペーパー

トイレに関しては、ウォシュレット機能の有無と、トイレットペーパーを保管する棚があるか確認するぐらいですね。
強いて言えば、トイレットペーパーホルダーの個数なども確認した方が良いですかね。

トイレの蓋が自動で開く仕様の製品などもあるので、こだわりがある人はチェックしてみても良いかもしれません。

お風呂とトイレが一体化したユニットバスだと、トイレットペーパーが湿気てしまうので、個人的にはおすすめしないです。

洗面所

洗面所

洗面所に関しては、そもそも独立洗面所が必要なのかという所から意見が分かれますね。
ちなみに、私は絶対に欲しい派でした。

独立洗面所が無ければ、お風呂やキッチンで洗顔や歯磨きをすることになるのですが、風呂上りは地面が濡れてたりするので、個人的にはあまり好きではないです。

洗面所で見るポイントとしては、蛇口が伸びるタイプなのかということと、収納の大きさ鏡が2面鏡や3面鏡になっているかという点ですかね。
3面鏡になる鏡は便利なので、特におすすめです。

一人暮らしをしていると、洗面所に収納スペースは多ければ多いほど良いと感じました。
想定以上に置くものがどんどん増えてくるんですよね。

玄関

革靴

玄関はシューズボックスの大きさや、姿見が最初から付いているのか確認した方が良いですね。
姿見が付いていないと、わざわざ自分で購入することになってしまいます。

その他には、傘立てをどういった具合に設置するのかもイメージしておくと良いかもしれません。
最近だと、ドアにマグネットで引っ付けるタイプの傘立てなどもあります。

バルコニー

バルコニー

一人暮らしのバルコニーに関しては、ある程度の広さがあれば、正直そこまで意識する必要はないんじゃないかな。
洗濯物を干したり、ゴミ箱を置くぐらいしか使わない気がします。

私は虫が大嫌いで、夏場は洗濯物を室内干しにしているので、バルコニーはあってもなくても正直変わらないんですよね。

ただ、火事が起こった際に、間仕切りを破って隣の人の部屋に避難出来るかどうかは、いざという時に重要かもしれません。

収納

服装

収納は大きければ大きいほど良いです。
いくら部屋が大きくても収納スペースが少ないと、結局箪笥などを設置する羽目になってしまうので、収納スペースの大きさにはこだわりましょう。

ウォークインクローゼットにやたらと憧れている人が多いですが、あれはもっと広い住宅で真価を発揮するもので、一人暮らしの規模だと収納効率が悪いだけです。

室内干し設備

ドラム式洗濯機

バルコニーの項目でも軽く触れましたが、室内干しの設備が付いている物件は、本当におすすめです。
雨が降りそうな時は、バルコニーから洗濯物を避難させることが出来ますし、濡れた布巾なども気軽にかけておくことが出来ます。

なにより虫嫌いな人におすすめです!!
想像してみて下さい、外に干していた洗濯物に虫が付着していることを...

また、私の家には浴室乾燥機があるのですが、めちゃくちゃ便利です。
個人的には、今後の部屋探しでも必須条件にしようと思っています。

④優先順位をつける

天秤

残念な事実ですが、全ての条件が完璧な物件は基本的にはありません。
良いと思ったら家賃が高かったり、立地が悪かったりと色々な欠点が見えてきます。
なので、どうしても条件に優先順位を付ける必要があります。

私の知り合いにボディービルの大会に出るレベルの筋トレマニアがいるのですが、一番充実した設備があるジムに通いたいという理由で、そのジムの近所に住んでいます。

そういった具合に、自分が譲れない条件とあまり拘らない条件を整理することで、物件探しは格段にやりやすくなります。

⑤部屋探しサイトから探し回る

連絡

ここから先は、根気よく探すだけです。
【SUUMO・HOMES・アットホーム】といった、CMで一度は耳にしたことのあるサイトから探してみると良いと思います。
一部の物件は特定のサイトにしか掲載されないといったこともあるので、最大手の【SUUMO】を見ているだけでは見つからないといったこともあります。

また、不動産会社に直接聞きにいかないと掘り出し物が見つからないという風潮がありますが、不動産会社の人曰く、そんなものはないとのことです。
現代では、インターネットでほぼ全ての物件が見られるようになっているため、ネットで探した方が効率が良いです。

私は秋頃から春まで、毎日色々な物件を探していましたが、掘り出し物は本当にすぐ無くなります。
特に新生活が始まる冬~春にかけては、皆が物件探しを始めてしまうので、早い者勝ち状態です。

なので、物件探しは早めに手を打つことを心がけましょう!!

⑥内見

内見

ついに内見です。
見るだけなら無料なので、不動産会社の迷惑など考えずに見まくりましょう。
最近ではコロナウイルスの影響もあり、オンラインで内見出来る物件も増えてきています。

私自身もオンラインで内見をしたのですが、不動産の人がスマートフォン片手に家を紹介してくれました。
部屋の寸法なども通話中に測って欲しいと伝えればやってくれるので、実際に現地に行く場合とそれほど違いはありませんでした。

内見で見た物件が気に入った場合は、ここで部屋探し終了です!!

まとめ

メモ

部屋探しの要点をまとめると、以下のような感じでしょうか。

  1. 物件探しの知識を付ける
  2. 優先順位を考える
  3. 根気よく探す

物件は一度契約すると長期間お金を払い続けることになりますし、住む家によって、今後数年のQOLも大きく変わってきます。
貸出中の物件には数に限りがあり、完全に早い者勝ちなので、頑張って自分の理想の物件を見つけ出して下さい。

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