この記事は、過去に【はてなブログ】に掲載していた記事を移転したものです。
時系列が少し変かもしれませんが、気にしないでください。
今回は、第7世代USUMのパーティの組み方を自分なりに解説してみたいと思います。
過去にYouTubeにも投稿したのですが、動画製作時間の割に全然伸びなかったので、半分腹いせにブログにも書こうと思った次第です。
第7世代をプレイしていた人は懐かしんでくれれば良いですし、第7世代をプレイしたことのない人は、『こんな感じだったんだなぁ』と思って見ていただけると幸いです。
※パーティの作り方は人によって違うので、参考程度に捉えていただけると幸いです。
動画ver
Step1 使いたいポケモン・並びを決める
まずは、使いたいポケモン・並びを決めましょう。
個人的には、メガシンカ出来るポケモンがおすすめです。
並びの例
並びというのは、ポケモンの組み合わせのことですね。
具体例を挙げると、下記のようなものです。
- カバマンダガルド
:カバルドン + メガボーマンダ + ギルガルド - ラティハッサム
:ラティオス + メガハッサム - 雨パーティ
:ニョロトノ + メガラグラージ 等 - コケコランドグロス
:カプ・コケコ + ランドロス + メガメタグロス
並びを知るメリット
並びを知っていることで、どんなメリットがあるかというと、ポケモンが覚えている技を予想しやすくなります。
例えば、コケコランドグロスの場合、【カプ・コケコ】のエレキフィールド + 【メガメタグロス】の【かみなりパンチ】で、【エアームド】入りの受け構築を崩しやすくなります。
なので、この並びの【メガメタグロス】は【かみなりパンチ】を搭載している確率が高いということが選出段階から分かります。
Step2 個別対策
ここでは、対策しておかないと勝つことが難しいポケモンを紹介します。
各種メガシンカ
個人的には、この21体のメガシンカを対策すれば良いと思います。
この画像に載っていないメガシンカは、パーティを作っていれば勝手に対策が出来ていることが多いので、気にしなくて良いと考えています。
対策例
- メガバシャーモ
⇒ ラティアス / ドヒドイデ / カプ・レヒレ - メガボーマンダ / メガメタグロス
⇒ ポリゴン2 / ヒートロトム / ウォッシュロトム - メガルカリオ
⇒ ギルガルド
対策例を少し挙げましたが、メガシンカポケモンを完全に対策することは不可能だと考えた方が良いです。
注意点
相手の技構成次第では、対策ポケモンを用意していても、返り討ちに遭うことがあるので注意しましょう。
特に【メガボーマンダ】は、物理型・特殊型・両刀型・耐久型など、カスタマイズ性能がめちゃくちゃ高いです。
各種受けポケモン
【ラッキー】や【ポリゴン2】といった受けポケモンは、対策なしで挑むと突破不可能な場合が少なくないです。
所謂、初心者キラーというやつですね。
対策例
対策例としては、以下のようなものがあります。
- 積み技持ちで一気に崩す
- 一撃必殺技で無理やり突破する
- 特性【かげふみ】で有利対面を作る
- 【どくどく】【ちょうはつ】などで突破する
一撃必殺技に関しては、特性【かたやぶり】で、特性【がんじょう】の【エアームド】も倒すことが出来る【ドリュウズ】がおすすめです。
【メガメタグロス】や【メガミミロップ】は、【クレセリア】などの物理受けを呼びやすいので、【どくどく】を入れるのも強いです。
ジャラランガ
【ジャラランガ】は専用Z技が破格の性能をしているので、パーティに1体はフェアリータイプを入れておくことをおすすめします。
また、あえてフェアリータイプを入れず、特性【ぼうおん】のポケモンを入れて無効化するのも面白い戦術かもしれません。
キノガッサ
【キノガッサ】は大きく分けて【ポイズンヒール】型と【きあいのタスキ】型がいると覚えておきましょう。
対策例としては、以下のようなものがあります。
- エレキフィールドやミストフィールドを展開して、【ギルガルド】などで受ける
- 耐久力のあるくさタイプで受ける
- 【ちょうはつ】【ねごと】【みがわり】などで対策する
- 【ぼうじん】【そうしょく】などの特性で無効化する
- 【ぼうじんゴーグル】【ラムのみ】を持たせる
カバルドン
【カバルドン】は大きく分けて【ステルスロック】や【あくび】を使う起点作成型と、【なまける】を使う物理受け型がいると覚えておきましょう
基本的な対策は、【キノガッサ】と同じです。
相手の技構成次第では、じめん技が効かない【ちょうはつ】持ちには何も出来ないということも多いです。
また、対戦環境にはあまりいないのですが、アタッカーとしてもそこそこ強いです。
カビゴン
【カビゴン】は【めんえき】【あついしぼう】【くいしんぼう】の全ての特性が優秀なので、選出画面でどの型か見分けることが出来ないのが強いです。
個人的に最も警戒する必要があると思っているのは、特性【くいしんぼう】で、【のろい】【リサイクル】を覚えている型ですね。
対策例としては、以下のようなものがあります。
- かくとうタイプで高火力を叩き込む
- 物理受けで毒状態にする
- 【はたきおとす】で、きのみを落とす
- 能力変化を無視する【せいなるつるぎ】を使う
ただ、特性【めんえき】の場合は毒になりませんし、【バシャーモ】や【ルカリオ】では、積んだ後の【カビゴン】に返り討ちに遭うこともあるので、やはり対策が難しいです。
カプ・テテフ
【カプ・テテフ】は、高めの素早さから高火力を押し付けてくるポケモンです。
初心者が適当にパーティを組むと、このポケモン1体でパーティが壊滅することもあるんじゃないかな。
対策例としては、耐久の高いはがねタイプや【Aベトベトン】【ラッキー】で受けるなどがあります。
ただし、【きあいだま】【シャドーボール】【10まんボルト】【めざめるパワー炎】といった役割破壊技を基本的に一つは覚えているので、注意が必要です。
ポリゴンZ
【ポリゴンZ】は、【テクスチャーZ】型と【わるだくみ】型に特に注意しましょう。
【テクスチャー】では、でんきタイプ or ゴーストタイプに変化することが多いです。
基本的な対策例としては、【ミミッキュ】や【ラッキー】で止めることや、【こだわりスカーフ】持ちのポケモンで上から叩くといった方法がありますが、相手の型によっては返り討ちに遭うので、対策が難しいポケモンだと思います。
アーゴヨン
【アーゴヨン】は素早さが高く、どく/ドラゴン/ほのお といった技範囲の広さが特徴です。
【わるだくみ】も覚えるので、基本的には【ラッキー】などで受けられるとは思わない方が良いです。
対策例としては、以下のようなものがあります。
- 【ミミッキュ】で対面勝負をする
- 【ヒードラン】【バンギラス】などで受ける。
- 【こだわりスカーフ】持ちで上から叩く
- ミストフィールドを展開した後に、【カビゴン】や【マンムー】に交代する
オニゴーリ
言わずと知れた害悪ポケモンですね。
私が最も嫌いなポケモンでもあります。
対策例としては、以下のようなものがあります。
- 【のろい】【ミラータイプ】【せいなるつるぎ】【どくびし】などの技を使う
- 【ラプラス】や【フリージオ】で対処する
- 特性【すりぬけ】で【みがわり】を貫通する
私は【ミラータイプ】を搭載した【ラティアス】をよく使っていたのですが、相手を倒すのにめちゃくちゃ時間がかかっていました。
バトンタッチPT
バトンタッチPTは、主に以下のような軸で構成されています。
- イーブイ軸
- ペンドラー軸
- バシャーモ軸
- フワライド軸
対策例
対策例としては、以下のようなものがあります。
- 【のろい】【ほろびのうた】で交代先に負荷をかける
- 【ちょうはつ】【ふきとばし】などで【バトンタッチ】をさせない
- 【くろいきり】で能力上昇を消す
- 特性【クリアボディ】や【だいばくはつ】で積みの起点にならないようにする
ただし、相手も【マジックミラー】【マジックガード】【ちょうはつ】などで対策している場合が多いので、注意しましょう。
ミミッキュ
【ミミッキュ】は、対策すべきポケモンに入れるか迷ったのですが、念のため書いておきます。
今まで紹介してきた対策例の中にも多かったように、【ミミッキュ】は汎用性の塊のようなポケモンです。
対策例としては、以下のようなものがあります。
- 特性【かたやぶり】のポケモンで、【ばけのかわ】ごと貫く
- 【とんぼがえり】【ボルトチェンジ】で【ばけのかわ】を剥がして有利対面を作る
- 一部の受けポケモンで対処する
全抜き出来るようなポケモンではないので、【ミミッキュ】に強くするというよりは、【ミミッキュ】に弱くしないことが重要だと思います。
Step3 パーティの確認
個人的に確認しておくべきだと思うのは、上の画像の5つですかね。
【ランドロス】や【ボルトロス】は、じめん/でんきの一貫性を切ることが出来ますし、Zクリスタルや【こだわりスカーフ】を持っていることもあるため、非常に万能なポケモンだと思います。
Step4 いざ実践!!
パーティが出来たら、実際にバトルをしてみましょう。
数十戦もすればパーティの弱点が分かると思います。
もしも順調に勝つことが出来ているのなら、ここでパーティの完成です。
Step5 パーティの調整
パーティの弱点が分かったら、調整をしていきましょう。
具体的には、上の画像の5つくらいですかね。
配置の変更というのは、【ギャラドス】を左上に配置するとメガシンカ型に見えますし、真ん中あたりに配置するとヒコウZ型に見えたりします。
ただ、配置についてはどれくらい効果があるのか分からないので、気休め程度に考えていればいいんじゃないかな。
また、パーティに慣れていないだけで、試合数を重ねると勝てるようになったりすることもあります。
【ちょうはつ】【じしん】【ぜったいれいど】などを覚えていることも考慮すると、完全な対策はほぼ不可能なので、対戦ゲームとして終わっています。