【スプラトゥーン3】のゲーム配信やTwitterのつぶやき等を見ていると、ゲームシステムの仕様を勘違いしている人が多い印象を受けました。
具体例を挙げると、3ヶ月ごとに行われる予定の【ウデマエのリセット】などが該当します。
なので今回は、誤解していることの多いゲームシステムの仕様について、詳しく解説していこうと思います。
細かい仕様について知りたい人は、参考にしてみてください。
勘違いが多そうな仕様
- Xマッチの参加条件
- ウデマエのリセット
- バンカラマッチのマッチングシステム
多くの人が勘違いをしていそうなのは、上記の3点ですかね。
特に【ウデマエのリセット】に関しては、公式ページに掲載されている文面の解釈の仕方が、人によってバラバラな印象を受けました。
というわけで、今回の記事では上記の3点について解説していきます。
Xマッチの参加条件
今後行われる予定のアップデートで、前作のウデマエXに相当する【Xマッチ】が追加される予定です。
Xマッチの参加条件としては、ウデマエがS+0以上のプレイヤーとなります。
稀に『ウデマエS+10以上からXマッチに参加可能』だと思っている方がいますが、前作【スプラトゥーン2】と同様の仕様だと勘違いしているのだと思われます。
ウデマエのリセット
バンカラ街では、一度上がったウデマエは下がりません。ただし、3か月ごとに訪れるシーズンの境目で、すべてのプレイヤーのウデマエが少しずつ下がります。下がるウデマエは、そのプレイヤーがそれまでに到達したことのある最高のウデマエによって決まります。
原則として、それまでに到達したことのあるウデマエから2段階下がったウデマエになりますが、S+0~9のプレイヤーはSに、S+10以上のプレイヤーはS+0に下がります。※ウデマエのリセットの仕組みは、今後のアップデートで変更することがあります。
イカ研究所極秘レポートより抜粋
冒頭でも軽く触れましたが、【スプラトゥーン3】では3ヶ月ごとにウデマエのリセットがあります。
ここで人によって解釈が分かれてくるのが、『一度でもS+10に到達したことのあるプレイヤーの場合、S以下に落ちることはあるのか?』という問題です。
ゲーム配信やTwitterなどを見ていると、『S+10以上のプレイヤーが6ヶ月バンカラマッチをしないと、合計2回リセットされて、ウデマエがSまで落ちる』という意見の人が大勢いました。
これに関しては恐らく間違いで、『一度でもS+10に到達したことのあるプレイヤーは、S以下になることはない。』というのが正しい解釈かと思います。
別の表現をすると、『一度でもS+10に到達したことのあるプレイヤーの場合、必ずS+0にリセットされる。』ということです。
つまり、一度でもS+10に到達すると、今後はXマッチに参加し続けることが出来るということです。
解釈の仕方
下がるウデマエは、そのプレイヤーがそれまでに到達したことのある最高のウデマエによって決まります。
もしも、S+10以上のプレイヤーのウデマエが2回リセットされてSまで落ちるのであれば、『それまでに到達したことのある』という表現は使わないはずです。
おそらく、『下がるウデマエは、そのプレイヤーの現在(前シーズン)のウデマエによって決まります。』という文章が、まず最初に浮かぶはずです。
わざわざ『それまでに到達したことのある』という表現を使っている以上、『一度でもS+10に到達したことのあるプレイヤーは、S以下になることはない。』という解釈をするのが日本語として自然だと思います。
★仕様が変更されました★
スプラトゥーンの公式Twitterから、ウデマエリセットの仕様に関して、新たに説明がありました。
どうやら、最初の仕様から少し変更があったようです。
画像にも記載されているように、一度でもS+0以上になったことのあるプレイヤーの場合、直前のシーズンのウデマエがS+10以上ならS+0にリセット、そうでなければSにリセットされるようです。
なので、Xマッチに参加し続けるためには、定期的にバンカラマッチにも潜る必要がありますね。
S+10まで上げるのは結構な時間が掛かってしまうので、最も簡単なのは、ウデマエリセットごとにSからS+0まで上げる方法になりそうですね。
来年のことを言うと鬼が笑うともいうが、今回のシーズン終了時のウデマエの変化について予告させていただこう。
— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) December 7, 2022
画像のように、「これまでの最高ウデマエ」によって、切り替わり後のウデマエが変化する。
最高ウデマエがS+0以上の場合は、「今回のシーズンのウデマエ」によってSかS+0かになるぞ。 pic.twitter.com/m5YLIiXUst
バンカラマッチのマッチングシステム
バンカラマッチをしていると、『敵と味方で全然上手さが違う』という意見をよく耳にします。
これに関しては、マッチングシステムの仕様が広く認知されていないことが原因だと思います。
公式サイトに掲載されているマッチングシステムの説明は、以下の通りです。
チャレンジ
挑戦を開始したら、同じウデマエの中で、推定される実力(=ガチパワー)が近いプレイヤーを4人集めてチームを作り、対戦相手を探します。対戦相手となるチームは、同じウデマエの中で、現在の挑戦での勝利数が自分たちと近いチームが選ばれます。バトルを終えた後は、同じチームで続けるのか、一度挑戦を中断して後で続きをするのか選ぶことができます。
イカ研究所極秘レポートより抜粋
つまり、味方は同程度の実力が集まりますが、敵の強さはバラバラだということです。
前作【スプラトゥーン2】では、同程度の実力を持つ8人を最初に集めて、その8人を4人ずつ分配する方式でしたが、【スプラトゥーン3】のバンカラマッチでは大幅に仕様が変わっているようです。
こういった仕様が原因で、同じウデマエであっても、ボコボコにされる試合や楽勝な試合が多数発生するということですかね。
ただし、文面上でこのように表現しているだけで、実際には内部レートのようなものでマッチングを変更している可能性が高いと思っています。
オープン
仲間は、推定される実力(=ガチパワー)が近いプレイヤーから選ばれます。グループを組んで参加している場合は、グループの中で一番低いガチパワーを参照します。対戦相手のチームは、4人のガチパワーの合計が近いチームが選ばれます。
イカ研究所極秘レポートより抜粋
オープンに関しては、チャレンジとは違い、ガチパワーの平均が敵と味方で同程度になるようなマッチングシステムになっているようです。
【スプラトゥーン2】における、リーグマッチと同じ仕様でしょうか?