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【4/4巻 "UTA"】ONEPIECE FILM REDを見た感想【レビュー】

アイキャッチ 映画
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つい先日、話題の映画【ONEPIECE FILM RED】を見てきました。
4/4巻 "UTA"】が入場者プレゼントになった初日でしたので、見に行くタイミングとしては丁度良かったです。

ただ、当日は単独で見に行ってしまったので、映画を見終えた後の感想を誰かに語る機会がありませんでした。
なので今回は、一人寂しくブログに映画の感想を書いていこうと思います。

この記事にはネタバレも含まれるので、まだ見ていない方は注意してください。

のんびり丸

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4/4巻 "UTA"

4/4巻 "UTA"

入場者特典の【4/4巻 "UTA"】です。
四十億巻 "RED"】も欲しかったのですが、こちらを入手することが出来たので、とりあえず及第点としましょうか。

というか、興行収入を増やすためなのでしょうが、入場者特典を複数用意する戦法は勘弁して欲しいです。
映画自体の値段も安くはないので、全ての特典を収集したい人にとっては、かなりの出費になりそうです。

こういった特典商法をしているせいで、映画を見ずに特典だけを受け取って、メルカリ等で売却する人達が増えているようですね。

表紙のカバーを外すと?

表面

表面

裏面

裏面

4/4巻 "UTA"】の表紙のカバーを外すと、こんな感じでした。
普段の単行本だと、カバーの裏にパンダマンが登場していたりするのですが、この本には登場していないようですね。

内容

単行本の最初のページに、『内容の写真を転載するな!』とガッツリ書かれていたので、中身の写真は掲載することは出来ません。

しかし、どんなものが載っているのか気になる方も多いと思うので、概要を簡単に書いておきます。

  • ウタのプロフィール
  • 【新時代】のダンスの振り付け
  • 作曲の過程を描いた漫画【3ページ分】
  • キャラクターのスケッチの変遷
  • 声優・ミュージシャンに対するインタビュー

全部で約80ページの単行本でした。
ちなみにですが、"4/4巻"という名称は、音楽の"4/4拍子"から来ているようです。

作画に気合が入っていた

ウタ

今回の映画では、ウタのダンス部分の作画が異常に気合が入っているように感じました。
凄いぬるぬる動いていたので、『fps高いなぁ...』と思いながら見ていました。

この部分だけ何度も見直したいので、いつかYouTubeにMVとして投稿して欲しいです。

ウタウタの実がチート

ウタ

今回の映画で一番印象に残ったのは、ウタウタの実がチート過ぎるということですね。
これまで登場した悪魔の実の中では、ホビホビの実もぶっ壊れだったのですが、ウタウタの実はそれを超えてきましたね。

耳栓をすれば一応防げるようですが、音楽を聴かせるだけで人を操れますし、電伝虫を通した状態でも能力が発動するのが壊れてますね。

最終的に世界の7割近くの人をウタウタの世界に取り込めていたので、【ONEPIECE 強さランキング】で、ウタが一位にされているのも納得でした笑

というか、イトイトの実の"鳥カゴ"などにも言えることですが、ONEPIECEは能力を舞台装置にするために、後先考えずにぶっ壊れ能力にしがちですよね。

トット・ムジカ

トット・ムジカ

ウタウタの実によって呼び起こされるトット・ムジカがヤバいという設定でしたが、トット・ムジカよりもウタウタの実自体がヤバ過ぎて、相対的にトット・ムジカの印象が薄かったです。

というか、トット・ムジカを呼び出さなければ、ウタウタの実の世界に閉じ込めたままに出来たはずなので、ウタとしてはそちらの方が都合が良かったと思うのですが、何故わざわざ呼び出したのでしょうか?

個人的には、少しご都合主義の展開だったような気がします。

ゴードンが黒幕じゃなかった

ゴードン

ウタのライブが始まった頃に、ゴードンという新キャラが神妙な表情で登場しました。
最初に見たときは、『あぁ、こいつが今作の黒幕か~』と思っていたのですが、蓋を開けてみれば、めちゃくちゃ善良なキャラクターでした。

おそらく初見の人は、ほぼ全員が黒幕だと勘違いしていたと思います笑。

戦闘シーン

赤髪海賊団の戦闘

ラッキー・ルウ

赤髪海賊団のラッキー・ルウって、『このデブはどんな風に戦うんだろ?』と皆に思われていたと思うのですが、今回ようやく明らかになりました。

答えは、【丸くなって転がる】です。
自分ボーリング】という技名のようですね。
予想通りと言えば予想通りですが、実際に目の当たりにすると『あぁ、やっぱりそうなのか...』といった感想でした笑

その他にも、ロックスターが剣をドリルのようにして攻撃をしていたり、ハウリング・ガブが咆哮で攻撃していたりと、赤髪海賊団に関する新しい発見があったのが面白かったです。

見聞色による視覚共有

ヤソップ

今回の映画では、ウソップ・ヤソップの親子が、突如として見聞色を使った視覚共有をやり始めます。
赤髪海賊団を強い設定にする必要があるせいか、覇気に色々な性能を詰め込み過ぎて、最近は何でもありになってきています。

ウソップなんて、ドレスローザ編で見聞色が使えるようになったばかりなのに、こんなレベルまで盛って大丈夫なんでしょうか。

シャンクスの覇気が強すぎる

シャンクス

映画の後半からシャンクスの戦闘シーンがありましたが、今回も大方の予想通り、覇王色で威圧しまくっていました。
覇王色のレベルは、モモンガ中将がギリギリ気絶しない程度で、黄猿も珍しく冷や汗をかいていました。

この描写から考えるに、赤髪海賊団と戦う場合は、海軍中将以上のメンバーを集めないと戦いにすらならないということですよね。
シャンクスを強キャラに仕立て上げようとし過ぎて、覇気インフレが凄まじいことになっています。

バリバリの実

バルトロメオ

今回の映画では、バリバリの実の能力で、音の攻撃も防げることが分かりました。
オペオペの実の覚醒もそうですが、音を防ぐ能力が他の実にも備わっているせいで、一芸特化のナギナギの実が可哀想です。

数ある悪魔の実の中でも、流石に不遇過ぎると思うのですが...

ニカが登場した

ニカが登場するという噂は聞いていたのですが、本当にちょろっと登場していましたね。
時間で表すと、10秒程度だったんじゃないかな?

途中までギア4を主軸に立ちまわっていたので、『このままギア4で敵を倒して終わりか?』と思いながら見ていたのですが、瞬間的にグルグル眉毛に変わったかと思えば、いつの間にか変身していました。
結構注意深く見ていないと、ニカになったことに気が付かない人も多そうな印象です。

というか、ニカを知らないアニメ勢からすると、何が何やら分からなかったんじゃないかな?

個人的には、ギア5のカートゥーンっぽい描写があまり好きではないので、今作に登場すると聞いたときは少し不安だったのですが、カートゥーン描写がなくてホッとしました。

その他

ドアドアの実

ブルーノ

今回初めて判明したことですが、ドアドアの実は、能力をずっと使い続けると体力を消耗するようです。
オペオペの実と同じような仕様のようですね。

【空気開扉(エアドア)】で長距離の移動は難しいといったセリフがあったのですが、ルッチをエニエスロビーから助け出した際は、短距離の移動だったのでしょうか?

漫画では一切語られていなかった設定が、映画内でポッと出てきたので、見に行っておいて良かったです。

サニー号の擬人化

サニー号

麦わらの一味の海賊船【サニー号】がウタウタの実の能力で擬人化するのですが、個人的には絶対必要なかったと思っています。

ぶっちゃけ全然可愛くもなかったですし、喋るセリフも『さに~』しかなかったので、わざわざ擬人化する理由があったのか謎でした。

マスコットキャラが欲しかったのでしょうが、失敗している感が凄かったです。

レイトショー

ポップコーン

話が少し変わりますが、今回の映画は、レイトショーを利用して見てきました。
念のために説明しておきますが、レイトショーというのは、夜中にやっている映画のことです。

今回初めてレイトショーを利用したので、ここで軽く感想も書いておきます。

値段が安い

学生時代は、学生割引が使えたので、お得に映画を見ることが出来ていました。
しかし、社会人になってからは、完全に一般人扱いになってしまいます。
そのせいで、最近社会人になったばかりの私からすると、物凄く割高感がありました。

何とか安く見てやろうと、色々割引なども調べていたのですが、大抵は平日限定のものです。
しかし、レイトショーの場合は、いつでも500円くらい値引きしてくれます。

貧乏社会人にとっては大変ありがたいので、今後も積極的に利用していこうと思います。

意外と人が多かった

予約時

予約時

上映前

上映前

今回は一人で見に行ったので、出来る限り人が少ない時間帯で見たかったのですが、想像以上に人が多かったです。
まぁ、これは【4/4巻 "UTA"】が貰える初日だったというのも影響してそうですが。

午前中に周りに人がいない席を予約していたのですが、上映前に確認すると、普通に隣の席も埋まっていました。
これは人気の映画だとしょうがないことなんですかね?

隣の観客が泣いていた

映画の終盤である、ウタが亡くなるシーンの当たりから、隣に座っていた女性客がシクシク泣き始めていました。
私の正直な感想としては、『泣くほどの感動場面あったか?』と思ってしまったのですが、人によっては泣ける映画のようです。

総評

ポスター

ONEPIECE FILM REDを実際に見た総評ですが、思ったよりも面白かったというのが正直な感想です。
少なくとも、見に行って良かったと思いました。

また、上映前に見た他の人のレビューでは、AdoのMVのための映画だという意見を目にしたのですが、歌をテーマにしている映画なので、これぐらい音楽を使うのが妥当だと思います。

過去の映画と比較

FILM-Z
  1. Z【ゼット】
  2. RED【レッド】
  3. STRONG WORLD【ストロングワールド】
  4. STANPEDE【スタンピード】
  5. GOLD【ゴールド】

過去の映画と比較して、面白さランキングを作成してみました。
個人的には、STRONG WORLDに僅差で勝利し、歴代2番目の完成度だったと思います。

好きな曲

劇場でウタが歌っていた楽曲は、YouTubeでも聴くことが出来ます。
割と全部よさげな曲なのですが、私が特に気に入ったのは、以下の4曲ですね。

  • ウタカタララバイ
  • 逆光
  • Tot Musica
  • 風のゆくえ

【ウタカタララバイ】などは、映画館の映像と併せて聴きたいのですが、この望みが叶うのは、地上波で放送されたときになるんですかね。

変なおじさんと出会った

キティちゃん

これは完全に余談になるのですが、映画館まで徒歩で向かっている最中に、50~60歳くらいの変質者に出会いました。
どんなところが変だったかというと、具体的には以下のような点ですね。

  • 首にハローキティのお面をぶら下げている
  • 白のタンクトップを着ている
  • キックボードに乗っている
  • 通行人や車に乗っている人に向かって、満面の笑みで、手当たり次第に手を振っている

言葉で説明すると伝わりにくいのですが、紛れもない変質者でしたね笑

私は関わりたくなかったので、出来る限り視線を合わせないようにすれ違っておきました。
世の中には、まだまだ得体のしれない人がたくさんいますね~

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