変数・定数に関連する記事です。
宣言・代入・初期化などについて解説しています。
変数とは?
変数というのは、数値や文字を格納しておく入れ物のことです。
変数はプログラミングをするうえで必須の知識なので、マスターしておきましょう。
宣言
int a;
int(整数)型の値が入る【a】という変数を用意します。
これを『int型の変数aを宣言する』と言います。
変数名には、半角英数字やアンダーバー(_)が利用出来ます。
ただし、頭文字を数値にすることは出来ません。
- Value1 ⇒ 利用可能
- 1Value ⇒ 利用不可能
代入
a = 10;
宣言した変数に10という値を入れます。
これを『変数aに10を代入する』と言います。
初期化
int b = 5;
宣言と代入を同時に行うことを『変数を初期化する』と言います。
プログラムの可読性が高まるので、おすすめです。
コーディング例①
#include <stdio.h> // printf()を使用するために必要
int main()
{
int a; // 変数の宣言
a = 10; // 変数の代入
int b = 5; // 変数の初期化【宣言&代入】
int c = a; // 変数の初期化【宣言&代入】
printf("%d\n", a);
printf("%d\n", b);
printf("%d\n", c);
return 0;
}
出力
10
5
10
省略した書き方
変数の宣言などは、一部省略して記述することも可能です。
見た目がスッキリするので、おすすめです。
コメントアウトした内容を1行で書いています。
int a, b;
// int a;
// int b;
int c = 3;
// int c;
// c = 3;
int d = 4, e = 5;
// int d;
// int e;
// d = 4;
// e = 5;
ちなみに、【;】で区切れば、1行に並べて記述することも可能です。
int a = 1; int b = 2;
// int a = 1;
// int b = 2;
定数とは?
変数の宣言時に【const】を使用することで、変数を定数として扱うことが出来ます。
定数として宣言すると、その変数の値は変更出来なくなります。
なので、値を絶対に書き換えたくない場合などに有効ですね。
const データ型 ○○ = ◇◇;
// 定数の宣言
const int a = 5;
static
変数の宣言時に【static】を使用することで、変数の有効範囲を宣言したファイル内に限定することが出来ます。
【static】宣言した変数のことを、静的変数と呼びます。
static データ型 ○○ = ◇◇;
static int a = 5;
【static】に関しては、上記の記事でも解説しています。
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