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【C・C++】ビルドの流れ【コンパイル・リンク・プリプロセッサ】

アイキャッチ C++
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ビルドの流れに関する記事です。
各用語について簡単な解説をしています。

のんびり丸

WEBアプリの開発等をしています。
日々の学習の備忘録として運営していこうと思います。

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ビルドとは?

プログラムの実行ファイルは、ソースコードをコンパイル・リンクすることで作成されます。
コンパイルとリンクの過程を合わせて、ビルドまたはメイクと呼びます。

ビルドは、一般的に以下の流れで行われます。

  1. 事前処理(プリプロセッサ)
  2. コンパイル
  3. リンク

【Visual Studio】などのIDEを利用している場合は、これらの過程を自動的に行ってくれるので、それほど詳しく知る必要はないです。

プリプロセッサ

ソースファイル(.cpp)やヘッダファイル(.h)を読み込み、コンパイルをする前の事前処理として、コメントの削除、マクロの展開、ファイルのインクルードなどの処理を行います。

このような事前処理を行うツールをプリプロセッサと呼びます。

コンパイル

ソースファイル(.cpp)やヘッダファイル(.h)に記述されたコードを機械語に翻訳します。
このことをコンパイルと呼び、コンパイルをするためのツールをコンパイラと呼びます。

コンパイルされたコードは、オブジェクトファイル(.obj/.o)に変換されます。
コンパイル後のファイルは人間が読んで理解することは出来ません。

リンク

コンパイルされたオブジェクトファイル(.obj/.o)やライブラリファイルを結合して、1つの実行ファイルを作成します。
このことをリンクと呼び、リンクをするためのツールをリンカと呼びます。

ライブラリファイル

関数やクラスといったデータが含まれたファイルです。
ライブラリは、既存のコードを利用したり、共有したりする際に使用されます。

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